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2 塗装編
第2章 工場内塗装における臭気

2.2 臭気の発生源

一般に塗装の工程には、1.被塗物の前処理(表面仕上げ、洗浄)、2.塗料・溶剤の配合と調整、3.吹き付け塗装(塗装ブース)、4.セッティング、5.乾燥・焼付け、6.表面仕上げ、があり、各工程において臭気が発生します。また、塗料や溶剤の保管場所、中間製品の置き場、排水処理系も臭気の発生源となります1)。発生源を図2.2.2.1に示します。

図2.2.2.1 悪臭の発生源

上記の塗装工程のうち、特に、塗装、セッティング、乾燥工程においては、VOCの発生量が多く(1.2.2(エ))、悪臭が問題となります。日本工業塗装協同組合連合会のアンケート調査によると、気になる悪臭が「あり」と答えた104社(全体の53%)のうち、悪臭の発生個所と比率は図2.2.2.2のようになり2)、乾燥炉やブースでの悪臭が課題であることが分かります。

図2.2.2.2 悪臭の発生個所と比率
(転載:東京工業塗装協同組合、「VOC規制に対するアンケート調査結果」、平成17年3月)

引用文献

  1. 環境庁大気保全局特殊公害課、「塗装・印刷工場の防・脱臭マニュアル-悪臭防止法改善普及推進調査結果報告書-塗装工場編,印刷工場編-改定・普及版-」、社団法人 臭気対策研究課、1993、pp.47-48
  2. 塗料・塗装機械協議会、「塗装工場における悪臭防止ハンドブック」、社団法人 日本塗料工業会、日本塗装機械工業会、1995、pp.25
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